PW2部 キャラクター紹介
【PW主人公】エレナ・レセンティア
PW、PW2の主人公。
ウォードシティでの闘技場修行生活により、高等魔術師と呼べるまでに成長した。
戦闘スタイルは、雷術と高い敏捷性が特徴。
よく見るとかわいい。
本当は相当な美人設定。
元々はお姫様の役割をしていた程で、スイッチが入るとご令嬢モードに突入する。
が、最近はその能力が使われることはない。
戦闘時もスイッチが入り、戦闘モードに突入する。
状況に合わせ、複数のペルソナを使いこなすタイプの人間である。
【魔術の大先生】ノム・クーリア
エレナの魔術の先生で, 向かうところ敵なしの最強魔術師.
魔術の知識が増えることに喜びを感じ、そのため世界中を旅して魔術の真髄を得ようとしている。
無口だが、行動力は非常に高い。
1年間の共同生活の結果、エレナ大好きちゃんになった。
ちびっこではない。
貧乳ではない。
しっかりとした年相応の女性。
魔術戦闘のため、毎日の筋トレも欠かさない努力の人。
オーラセーブの能力は世界トップクラス。
気配を消すことでは右に出るものはいない。
そんな理由もあり『無音の大魔術師』とか呼ばれたりする。
【ドSの炎舞姫】レイナ・ヴェンスター
PW2の最重要人物。非の打ち所のない、絶世の美女である設定。
炎術を得意とする炎術師。
武器は腕輪。
演舞を踊るように炎を扱い、相手を焼き尽くす。
超超好戦的で、戦闘狂。
討伐依頼が大好き。
ドS。
PW2では最初は無口キャラですが、徐々に化けの皮がはがれていきます。
【光の幼精】シンセ・サイザー
ツインテールが特徴の、エレナ、ノムと同世代の冒険者。
若くから冒険者として活動していたため、冒険者としてのキャリアはそれなり。
エレナの1つ下、A-、前期高等ランクの実力派冒険者。
魔術の能力はエレナ、ノムには劣るが、冒険者としての知識はノムすらも凌駕する。
冒険者ランクSへ到達することを目標としている。
非常にコミュ力が高く、これまでも様々な冒険者パーティーに参加してきた。
エレナ、ノムとは、東世界の入り口の町『ミュウリィ』で出会い、一緒に旅をすることになった。
ちなみに彼女は『ミュウリィ』出身。
その後、一度はお別れとなったが、気持ちの変化があり2人を追う形で東大陸へ渡った。
愛用武器はマルチスタイル・レイシャフトという珍しい武器。
つまるところ、ビームナギナタ。
原理はミーティアのレイブレードと同じ。
ビームの形状を変化させることで、槍、斧、大鎌の形状を取ることができる。
【美少女錬金術師見習い】エミュ・メイガス
クレセンティア魔術研究院の第二期研究生で、エレナ達の先輩にあたる。
美少女錬金術師見習いを自称する古風な魔女さん。
クレセンティア出身で、自宅から学院に通っている。
鎖骨を無意識に触る癖があり、エレナからは鎖骨先輩と呼ばれている。
錬金術師を自称するだけあり、武具製造に強い興味を持っている。
研究生卒業後は、学院の錬金工房で働くつもりで、すでに学院側から了承をもらっている。
いつもニヤニヤ、へらへらした笑顔を見せるが、非常に現実主義者でネガティブな面もあり、自分の実力不足にコンプレックスを持っていたりする。
持ち武器は槍。
炎の魔法と絡めて使う。
エレナ、ノムには劣るが、それでも十分な戦闘能力を秘めている。
意外とおしゃれに興味有り。
エレナ、ノムと比べると女の子っぽいところがある。
【鯨先輩】ホエール・アクアリウム
クレセンティア魔術研究院の第二期研究生で、エミュの同級生。
モノクルがトレードマーク。
年はエミュよりも1つ年上だが、エミュは年齢差をあまり気にせず接している。
基本的には優しい性格で、怒りが沸点に達することはないが、有事には淡々と対応を行う冷静さを持ち合わせている。
が、ビビリ症でもあり、よく『ほえーー』とか言う。
封魔の応用術である『水術』を使うことができる、この世界でも非常に珍しい存在。
武器は杖。
エミュと同等レベルの戦闘能力を持っている、陰の実力者。
鯨が大好き。
でも食べません。
この研究院に愛着があり、卒業後もこの学院に関係する仕事がしたいと思っている。
【担任教官】アキ・サイトゥ
多点合成学を研究する基礎魔導学専攻に所属する教授。
エレナ、ノム、レイナの入学試験の実技試験を担当した。
アルティリス女史は彼の恩師であり、彼女からの指示には逆らえない。
いつも女史からいろいろな要求を出されては振り回されている。
怠惰さと熱血さ、両方を持ち合わせた人物。
力を入れることと力を抜くことを明確に分けているのである。
エレナ達の面倒を見るように指示を受け、いわば『担任』という関係性となった。
表面的にはぶっきらぼうだが、魔術に興味を持つ人間には全員敬意を持っており、真面目に学生をやっている彼女達に対し、徐々に心を開いてくれる。
多点合成学を研究することで遠距離攻撃を、そして自身の得意とする短剣を用いた武具収束術技で近距離攻撃を、それぞれ世界最高のレベルまで到達させることを目標としている。
このサイトゥ教官の心境と実力の変化が、PW2の裏テーマとなる予定です。
【地精学】シナノ・エチゼン
地精学を研究する応用魔導学専攻に所属する教授。
炎、風、光、氷の4体の地精と契約を交わし、力を使役することができる。
地精を召喚できる場所においては、学院でもトップレベルの魔術技量を持つことになる。
4体の地精はこのオルティア東大陸の複数の場所に存在しているため、彼らに交互に会うために、大陸中を旅をして回っている。
しかし旅をすること自体は好きなので、苦にはなっていない。
彼女のコスチュームは、相対する地精によって変化する。
炎の地精を召喚するときは赤のドレスを着用する。
これは精神集中力を高め、地精の魔力とより深く融合するためである。
ちなみに旅をするときは、地味な格好に戻る。
さすがに赤のハイヒールで旅はしない。
ちなみに服装だけでなく、武器も変わる。
非常におっとりとした性格だが、同時に底なしの正義感も持ち合わせている。
地精の魔力を絶対に悪用させない。
そのために日々活動をしているのである。
【魔導武具学】ライザ・フッター
魔導武具学を研究する魔導工学専攻に所属する教授。
狐の耳を備えた獣人。
ぴっちりしたスーツ越しに、鍛え上げられた肉体美が確認できる。
耳はモフモフ、体はカチカチ。
愛用の金槌『トールハンマー』で武器を叩いて練鍛を行う。
そのために日々筋肉を鍛え続けている。
好きなものは筋トレ、酒、女性。
メイドのモメルは飲み仲間である。
しかし彼女の最も優れた点は『美的センス』である。
彼女は武器の設計、デザインのプロフェッショナルである。
美しさと機能性を同時に実現する、誰も真似ができない武器を創造するクリエーターでもある。
ただの脳筋ではない。
これが同じ専攻のクリクラ教授、レフィリア教授から彼女が好かれる理由でもある。
【四元素魔術学】ルミナス・エレノール
四元素魔術学を研究する基礎魔導学専攻に所属する教授。
炎、風、光、雷の4つの人格を持つ多重人格者。
その人格は、朝起きた瞬間に決まるらしい。
その人格にあわせて、胸のアクセサリの宝石の色を決定する。
炎の人格は熱血。
風の人格はナルシスト。
光の人格はウザキャラ。
雷の人格はツンデレ。
それぞれの人格のときは、それに対応した属性の魔法しか使えなくなる。
同時に知識も忘却してしまうため、対応属性に関する講義しかできない。
しかしその対応属性に関する知識、そして魔術的実力は、他の追随を全くもって許さない。
この学院でトップレベルの、炎、風、光、雷、4属性のエキスパートである。
【神聖魔術学】メリィ・レックス
神聖魔術学を研究する応用魔導学専攻に所属する教授。
同時にマリーベル教会にも所属している。
元退魔師で、神聖魔術、封印魔術、対闇魔術に精通している。
現在は使節師団に所属を移し、退魔師としての活動は控え、マリーベル教普及の名目で、神聖魔術の研究を行い、魔術学院での地位を得ようとしている。
非常にクールな性格。
水色のショートカットの髪と凛々しい瞳が映える超絶美人。
武器はセーバー。
神聖魔術とセーバーの武具収束術技を使いこなす。
『残留魔力可視化』という特殊能力を持ち、今後ウィスプ系のモンスターとなりうるような淡い魔力も目視可能な状態にすることができる。これにより、有事を未然に防ぐことが可能になる。あわせて、残留魔力に対する感知能力にも優れており、闇魔術に関する危機を察知することができる。
若い頃マリーベル教員に命を救われた過去があり、そのためマリーベル教への信仰心は強い。素養のある人間を見つけては、入信をねちっこく勧めるのであった。
【魔導材料工学】クリクラ・フラネル
魔導材料工学を研究する魔導工学専攻に所属する教授。
魔導工学専攻の専攻長である、とてつもなく偉い人。しかしまだまだ若い。
魔導材料工学は錬金術とも呼ばれる。魔導武器や防具を作成するのに必要な金属、合金のインゴットを作ることを目的としている。彼女はこの金属を溶解するための高い熱を生み出す魔法を得意とし、そのため、強力な武器製造における要となっている。
ピンク髪のエルフさん。しかし身長はあまり高くなく、エミュ先輩と同程度。見た目的には姉妹のように見える。実際のところ、エミュ先輩を妹のように思っている。しかし、甘やかすことはしない。この世界でエルフは希少な存在。人間よりも魔力素養が高い。
クレセンティア自警団の元帥。有事の際は、彼女がトップで指揮を取る。部下から絶対的信頼を受ける、軍事知識も魔導戦闘能力も学院トップレベルの最強魔術師。
ちなみに武器の絵が杖になっていますが、本当は槍です。ごめんなさい。
【オーラ学】シェムノ・アザード
オーラ学を研究する基礎魔導学専攻に所属する教授。
全身黒尽くめ、と思いきや、部分的に肌を露出しており、さらには髪の毛をマフラー代わりにするという、よくわからないファッションスタイル。
クマをたっぷりとこさえた紫の瞳。
奇人。
しかし、スタイル抜群で巨乳。
自身から漏出する魔力を相手に悟られないようにする、彼女の『オーラセーブ』の能力は、世界最高レベル。
また同時に物理的な気配を消すことにも長けているため、全く悟られることなく相手の背後を取ることができる。
非常にオーラ感知能力にすぐれたノムでさえ、彼女の気配を察知することはできなかった。
人の恐怖におののいた表情を見ることに快感を感じる変態。
そのため、気配を殺して接近してみなを驚かせて遊んでいる。
魔術的実力も高く、魔導術を自由自在に使いこなす。
学院屈指のルナティックな危険人物である。
【魔導光学】ナルセス・リフレク
魔導光学を研究する応用魔導学専攻に所属する教授。
左胸を露出するスタイル。
エレナ曰く、『見せ乳首教授』。
『美しさ』に対する飽くなき探究心を持っている変態。
その関心の中心は、魔術ではなく、『レンズ』にある。
レンズを用いる機器、『顕微鏡』『望遠鏡』『カメラ』『映写機』の研究をしている。
しかし、それだけでは研究費が下りないので、『幻術』『擬似12属性』に関する研究をし、論文を書くことで教授としての責務を果たしている。
レイナの女性的美しさに心を奪われ、変態具合が悪化。
さらにはエレナ、ノムも、美的探求のターゲットになっている。
3人で撮影した写真を眺めては、長時間ニヤニヤする教授なのであった。
【魔導制御工学】メチル・オレンジ
魔導制御工学を研究する魔導工学専攻に所属する教授。
フェミニンなイケメンで、工房勤務の女性研究員さんからの人気はめっぽう高い。
が、ノムと同じく、色恋沙汰には興味がなく、もっぱらゴーレムばかりに愛情を注いでいる。
学院の敷地の一部を完全に私物化しており、学院側もこれを黙認している。
優しそうに見えるし、実際優しい人物なのだが、一度好奇心に火が付くと、完全に回りが見えなくなるし、興味がないことには見向きもしない。
その一方で、彼のガレージは整理整頓が隅々まで行き届いている。
ガレージを美しく、かつ機能的に保つことも、彼の関心領域のおよそ中央に位置するのである。
研究をほったらかして。
【エーテル学】ヌメル・メルネス
エーテル学を研究する基礎魔導学専攻に所属する教授。
なんか、ぬめっている。
学院研究棟の地下1階に研究室を用意してもらい、エーテルの長期空間存在の研究をしている。
この研究は、換気量が多いと難しいため、結果、その部屋は「ヌメル基地」と呼ばれるようになった。
エーテルエネルギーを動物の形に整形し、自律的に動作させる。
「闇の使い魔」「ナイトリキッド」と呼ばれるその術式は、アリウス・ゼストやエルノア・フィーンドが得意とする魔術でもある。
猫のタチアナ、蛇のダイアナ、鳥のプラーナの3体を飼いならし、この3体に学院の監視活動を行わせている。
同じ基礎魔導学専攻のシェムノ教授とは気が合うらしく、そこそこにイチャイチャしている。
彼の自律使い魔と彼女のステルス性能が合わさると、学院内には、どこにも逃げ場がなくなる。
そんなヤバイ組み合わせでもある。
【ギルド受付嬢】ギルコ・トースト
表の顔はギルド受付嬢。
その実体は、クレセンティア冒険者ギルドのギルドマスターであり、やり手ビジネスウーマン。
冒険者ギルドのネットワークコミュニティは、定例会議を開き、そこで会計報告を行う。
ギルコさんは、ここで皆にいい顔をしたいのであった。
S級ランク鑑定士の称号は伊達ではない。
魔術研究院と対等に渡り合う、PW2屈指の強キャラ。
大雑把に述べると、S級ランク鑑定士は、その他全てのS級冒険者よりも強者でなければならない。
ランク鑑定士の証明カードを見せる行為は、『私は強者である』と相手に知らしめる効果を持つ。
サイドの髪をお腹の前で結ぶという奇抜なヘアスタイル。
見た目は若々しく、常にエネルギッシュ、だが、年齢不詳。
【ビジネススレイブ】リェル・ネクサス
クレセンティアギルド所属で、ギルコの秘書的な存在。
雑用、秘書業、クエストの事前調査、ギルド規則の違反取り締まり、ランク鑑定業務補佐、密偵業務。
ギルコが命じるならば、何なりと。
当初は普通の事務員だったが、ギルコに目をつけられ、半強制的に戦闘技術を叩き込まれた。
ノムには劣るが、オーラセーブの能力に長けており、この長所は諜報活動に生かされることになる。
得意属性は風。腰裏に仕込んだ短剣と組み合わせた武具収束術で、敵対者を切断する。
彼氏持ち。
【健全メイド】パグシャ・ソレイユ
クレセンティア魔術研究院のメイドシスターズのリーダー。
ライトグリーンのふわふわの髪の毛と同様に、表情や声色も、いつもふわふわしている。
業務は「雑用」「何でも屋」だが、この「なんでも」の許容範囲が広く、「無茶振り」のようなものも混じることがある。
しかし、メイド3人集の「能力」はすこぶる高く、たいていのオーダーは着実にこなす。
アルティリス氏に、「この街で最も使える3人が集結した」とまで言わせる有能っぷり。
研究院の教授と同等のお給金をもらい、そして同等の魔術戦闘能力を持つ。
重度の美容健康マニア。同時に治癒術も使えることから、チナミ教授の補佐としても重宝されている。
セルフマッサージ+筋トレ+散歩が日課。
お疲れの研究員さんたちの肩を揉んであげたりするが、このときに彼女の「オーラ中の攻撃成分を除去する」という能力が役に立っていたりする。
「クレセンティアで最もモテる女性」という異名も持つ。が、彼氏はいない、らしい。
【猥褻メイド】モメル・ルカディエ
クレセンティア魔術研究院のメイドシスターズの一員。
人呼んで、「ピンクのモメル」。顔つきがやらしいことで有名。
好きなものは「酒」と「女」。
ライザ教授とは飲み仲間で、その他、酒を呑める教授とは、おおよそ交友がある。
有能なるメイドシスターズ。その中で、最も「コミュ力」が高いのが彼女である。
アルティリス氏の手元に置かれた「手駒」は、「クレセンティア魔術研究院」という「盤」の上で、おおよそ氏の思い通りに動く。
彼女の最も重要な仕事は「掃除」。各教授の研究室に コンプライアンスを保った上で出入りし、学院の「透明性」確保のために塵を払っているのである。
【淡冷メイド】ノシ・キリシマ
クレセンティア魔術研究院のメイドシスターズ、最年少。
口数は少なく、覇気はないが、「怠惰」なわけではなく、与えられた仕事はきちんとこなす。
統括部の長、この学院の運営を司るキリシマさんの一人娘。母親は、彼女が物心付く前に他界しており、現在は学院中央棟地下に設けた「簡易自宅」で、キリシマさんと2人で暮らしている。
多忙なキリシマさんの頼みで、パグシャとモメルが幼少時代のノシの姉代わりとして寄り添ったが、ノシは2人の性格の影響を受けることを嫌がり、結果、父キリシマさんに似通った感性を持つこととなった。
ただし、「メイドの先輩」という観点では尊敬の念を持っており、2人の仕事っぷりを急速吸収し、今では年齢に不相応の給料を貰うまでに成長した。
キリシマさん譲りの高い知性を持つ。
「静穏なれ」が彼女の信条。
趣味の読書では、各教授の研究論文にまで手が伸びる。
全理解までは達しないが、各教授の長所と短所を、常に冷静な視線で見つめている。
学院地下には、「キリシマ家」以外に、「メイド控え室」も存在する。
部屋の模様替えも彼女の趣味の1つで、この2部屋の家具選定+配置などは、全てノシが手がけている。
この部屋でだけはノシもいろんなものが緩むらしく、ここでだけ、パグシャ&モメルのことを「お姉ちゃん」と呼ぶ。
【宿屋の大天使】メコ・グラッシード
女性限定の宿屋「宿り木の種」を経営するグラッシード夫妻の一人娘。
ふわふわもこもこの長い白髪。2つ結われたお団子が、耳のようにぴょこっと生える。
ひとなつっこい仕草、舌ったらずさを残す声、にへら顔。
守りたい。
皆のその思いが、「組織」を生み出した。
「メコたんを虫獣から守る会」。別称「メコたん親衛隊」。略称「メコしん」。
メコたんのお母さん、宿屋の女将さんが頂点に座し、A級会員と共に組織の方針を決定する。
入会は自由で、まずC級会員からスタートする。時間をかけて品行方正さを確認した上で、B級会員にランクアップとなる。B級会員からは会員証が発行される。A級会員へのランクアップは現在ほぼ停止状態。選抜された極僅かなメンバーでA級を構成する。
A級会員、および宿泊者のみメコたんの至近距離に近づくことが許される。さらに、そこからメコたんが心を許せば、いっしょにお風呂に入れるのである。
宿屋に定住している女性冒険者のアネルさんは、ほぼボディーガードのような存在。学院関係者にもメコしんは多い。
【アクアカラーのウェイトレス】ユズノ・スズカワ
クレセンティアの喫茶店「喫茶世界樹」のマスターの娘さん。美女揃いで有名な「スズカワ三姉妹」の次女。
上質なお洒落アイテムを見ると発狂するという性質を持ち、「お洒落」と「可愛い」を探求し続ける求道者。
喫茶世界樹をクレセンティアトップクラスの御洒落喫茶にするという野望を叶えるべく、マスターから意志決定権を奪い取り、旧友のセイカとナナミをウィトレスとして雇い。雑貨店を漫遊し。そして、観葉植物アーティストのバレル氏とも交友を深め。
結果、喫茶店激戦区であるクレセンティアにおいて、経営が安定する程度の常連客を獲得するまでに成長した。
御洒落雑貨や喫茶店の話題が絡まない場合は基本的にクールな性格で、本業はツッコミ。
多少の魔術戦闘能力も持ち合わせている。武器は「箒」。得意属性の封魔術と絡めてゴミを払う。
【サクラカラーのウェイトレス】
喫茶世界樹のウェイトレスの一人で、ユズノの友達。
無類の女好きだが、最近はだいぶん自重している。
ボケ担当。ツッコミ担当のユズノとは、もはや夫婦のような関係。
実はいいところのお嬢様だが、社交の場に出ることを嫌っており、今の喫茶店での仕事を続けたいと願っている。
ピアノと歌唱は特技。
御令嬢モードになると、言葉遣いと声色と表情が変わる。その点はエレナとの共通点。
ウィトレス3人の中では、最も魔術戦闘能力が高い。
武器は「魔導弩(いしゆみ)」。得意属性の炎術を矢として打ち出す。
【ラベンダーカラーのウェイトレス】ナナミ・ナナナギ
喫茶世界樹のウェイトレスの一人。ユズノからの強烈なラブコールを受け、喫茶店勤務を始めた。
にへら顔に定評がある、脳みそ緩い系女子。
薄紫色の髪の毛は、羊の毛のようにもこもこしている。
誰にでも優しく、誰にでも懐く。純真純白イノセント。
一方で、セイカ+ユズノを筆頭に「守護者」が多く、害獣となりうる存在を、事前に遮断しているという側面もある。
魔術戦闘能力は皆無だが、防壁系の魔術で自己防衛と仲間の補助を行うことには長けている。持ち武器の杖には、ウサギの人形が付けられている。
【健気純真の化身】幼女紅怜
紅怜Lv2。3本の尾を持つ。
幼狐紅怜が、炎の地精タイラントの力を吸収し、進化した姿。
3本目の尾の力により、炎のエネルギーが飛躍的に成長した。
性格は健気で純真。主人に対し従順。
一生懸命守ってくれたり、相手に突撃していったりする。
簡単な炎の魔術を使えるが、体当たり攻撃に比べると、さほど強くはない。
【冷徹なる中間職】少女紅怜
紅怜Lv3。4本の尾を持つ。
幼女紅怜が、炎術師ルミナスの力を吸収し、進化した姿。
4本目の尾の力により、式神を使役する力を得た。
炎のエネルギーを猫の形で収束し、相手に向けて突撃させることが可能。
直線的に突進するのみでなく、通常の炎術よりも複雑な動きをするので厄介。
逆に、この状態では、自身が突進して攻撃することはなくなる。
性格はクール、冷徹。主人に対しては従順。
主人の命令を、忠実に実行する。
【魔獣学】ノレリア・プマー
魔獣学を研究する応用魔導学専攻に所属する教授。
クレセンティアと王都ハーパーの間にある森にロッジを構え、そこで暮らしている。
魔獣を含めた生物全般に知見があるが、あまり研究熱心ではない。
趣味は狩りで、狩った獣を自分で捌いて食べる。
食に関する知識も豊富で、サバイバル能力が高い。
動物はみんな大好きであるが、食べるのも大好きである。
戦闘スタイルは、斧を用いた術技、および魔導従獣仙狐とのコンビネーションが得意で、また自然治癒力が高いという特徴を持つ。
東オルティア狩猟の会に所属しており、戦闘の実力はその中でもかなり上位のほうである。
【鉱石学】レフィリア・メラルド
鉱石学、エレメント学を研究する魔導工学専攻に所属する教授。
お金大好き。ドけち。
歩く宝物庫、守銭奴の元締めなどと呼ばれる、商魂たくましい女性。
顔は幼く、背も低いが、年はエレナ達よりもずっと上、らしい。
クレセンティアの商人ギルドで最も偉い人であり、クレセンティアの商売に関して多大な権限を持っている。
宝珠店、武具店をはじめとして、複数の商売に手を出しており、クレセンティアで一番のお金持ちだとも言われている。
彼女の一番の興味は『セキュリティ』である。
稼いだ資産を盗人の手からどう守るかを、日々研究している。
魔石からを魔力を引き出して戦うことができ、戦闘能力も相当なものを持っている。
同時に、お付きの黒服軍団もめっぽう強い。
【法陣魔術学】サラ・ニノミヤ
法陣魔術学を研究する基礎魔導学専攻に所属する教授。
おっとり大和撫子。
しかし魔術詠唱を開始すると、トランス状態となり、暴走してしまう。
武器は『白紙の巻物』。
詠唱する魔法に応じて巻物に文字が浮き上がる仕組み。
6属性の法陣魔術全てに精通しており、攻撃範囲の広さだけ見えれば研究院随一。
対軍隊に対しては、彼女1人いれば全員を殲滅できる。
趣味は登山と俳句、短歌。
トランス状態にさえならなければ、とっても優しい人である。
【印譜術】テレサ・イチノセ
印譜術を研究する応用魔導学専攻に所属する教授。
忍者みたいな格好をしているので、エレナはクノイチ教授と呼んでいる。
印譜と刀を組み合わせた戦闘スタイルを得意としている。
神社の維持のために、妖怪退治をして資金稼ぎをしている苦労人。
お賽銭とお土産コーナーの収入はとても大事。
また、神社の巫女でもあり、悪魔祓いのような術も使える。
神社の裏にある殺生石を砕くことを目標としている。
その場合にヒドラが復活した場合を想定し、協力者の確保と、自身の強化に努めている。
【魔道具加工学】ノノ・フェアリー
魔道具加工学を研究する魔導工学専攻に所属する教授。
うさぎ耳のカチューシャがトレードマーク。
爆弾作り、火薬の調合を得意とする危険人物。
その爆弾は国防にも使われるため、実はすごく重要な人物でもある。
持ち武器は弓。
特殊な力を持つ矢をクリエートする能力においては右にでるものはいない。
絶対的な魔力量では学院内では下の方に位置する。
それを道具の力を使って補い、弱者でも強者に立ち向かえるようにする、という信念を持っている。